銘茶 茶挽舎 本文へジャンプ・ゆたかみどり・あさつゆ
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店舗紹介

茶畑 と お茶の花                 店舗名について
 
 煎茶という製法・飲み方がまだない頃、お茶が抹茶で飲まれていた時代に、茶葉を丁寧に石臼で挽いて抹茶にする作業は、おもに武家や大店の使用人の仕事だったようです。

 お茶好きなご主人さまのために時間をかけ石臼を回す・・
わたしどももお茶好きなお客様に、おいしいお茶をお届けできるよう努力を惜しまないでいたい・・と考えます。

 また、座敷にお呼びが掛からなかった芸人/芸妓さんたちが、お声が掛かるのを待ちながらお茶を挽く・・転じて暇な状態を「お茶をひく」といいます。

もし将来どんなに繁盛するお店になれたとしても、創業時のことを忘れない謙虚なこころで商いが続けられたら・・

 そんな思いで「茶挽き」。

 たくさんのお茶好きな方にお越し頂ける小さな建物を意味する「舎」をつけ
茶挽舎(ちゃびきしゃ)」としました。




わたしども茶挽舎は、ただ一点・・・おいしいお茶・・・これにこだわりました。

日常茶飯事という言葉があります。わたしたちがごくあたりまえに行う慣れたことという意味です。
おいしいお米を食べ、おいしいお茶を飲むことはあたりまえのこと、つまりわたしたちの生活の原点だったのではないでしょうか?

楽しい語らいの場に・・・
食事のあとに・・・
仕事の区切りに・・・
外出から戻った時に・・・
ほっとくつろぐ時に・・・
以前、お茶はわたしたちのもっと身近にあったような気がします。

お茶が、「ついで買い」されるものになったのは何故でしょう?
ペットボトルのお茶が普及したのは何故でしょうか?
ただわたしたちの食の習慣が変化したことだけが理由ではない気がします。
ただわたしたちの生活が変化したことだけが理由ではない気がします。

茶挽舎のお茶を
もちろん、お茶が好きなあなたに・・・
そして、お茶に期待をしなくなってしまったあなたに・・・
おいしいお茶を忘れてしまったあなたに・・・
是非、飲んで頂きたいのです。

わたしども茶挽舎のお茶は、あなたになにげないのだけれど・・ちっぽけなことなのだけれど・・大切ななにかを思い出して頂ける味だと思っています。

あなたのいるあらゆるシーンに茶挽舎のお茶がご一緒できたなら、そして、あなたに(おいしい・・)と思って頂けたら、わたしどもにとりましても、とても幸せなことです。

そんな気持ちであなたにおいしいお茶をお届けしたいと思っております。

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